無駄遣いと贅沢の端境記

食欲、物欲、旅行欲。満たした欲を肯定し反省し是正するためのブログ。

【旅】エチオピア Day4-②-エルタ・アレ火山編-

昼食後は約5時間のロングドライブ。

ドライバーのタデッサは快調に飛ばす。

若干スピード狂っぽいとこがあり、エチオピアンミュージックを流しながら、同じツアーの車もガンガン抜いて行く。

ただなんとなく危険な感じもあり、同じ車のジェイブとも何かやらかしそうだよねって話してたら案の定やらかします。

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パンク。
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修理の間しばし休憩。ものの10分くらいで復活。

他の車もガソリンが無くなったり、車の調子悪くなって替えたりと何かしらトラブルあったらしい。

その後はエチオピアコーヒーでブレイクタイム。
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これで80円くらいかな。コーヒーはとても美味しい。
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アフリカと言っても緑多め。

日本にはない景色なので、ロングドライブも飽きない。
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ただの直線道路も絵になる。
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あの山が目的地のエルタ・アレ火山と思っていたけど、実際は山の裏にある小さな山だった。
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舗装路もなくなり、オフロード区間に突入。

ただ横では中国資本のゼネコンが道路作ってたので、数年以内には舗装路が繋がってもっと行きやすくなると思う。

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ベースキャンプに到着すると晩御飯。

ちなみにもうすぐご飯出来ると言われてから、1時間半待った。

もう待つことに関しては何も言うまい。

ただ、料理開始してからずっとトントンと野菜切る音してるから、オウ!まだ切ってるぜ!ジーザス!みたいな外人いっぱい居た。
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メニューはトマトソースのペンネと野菜炒めとグレープフルーツみたいなの。

その後はヘッドライトを装備して火口目指し、約5kmの登山開始。

基本らくだはマットレスを運ぶのみ。お金払えば乗せてくれるらしい。
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ぼんやりと赤く光っているのが目的地の火口。

近づくにつれて、猛烈な火山性ガスが漂ってくるので咳が止まらない。

持って来たBUFFをマスク替わりにすればなんとか大丈夫だけど、変なとこにガスが入ると一気に咽る。

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2時間くらいで火口へ到着。

赤く光る溶岩は神秘的で幻想的。
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たまにマグマが湧き出てくると、アメージングとかワオとか歓声が上がる。

こういう時、欧米人は素直に感情を表すから分かりやすい。

同じ車のジェイブも大興奮。興奮しすぎて何言ってるか分かんないくらい。

たまにマグマが吹き上がって、飛んだりしてクッパ城みたい。
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イフリート召喚されても驚かないくらい異世界な雰囲気。

みんな火山に夢中で、エチオピアの年越しなんてそっちのけ。

1分前になっても誰も気にして無さそうだから、日本人の子とどうしようって言ってたら突然5秒前から始まるカウントダウン。

欧米人マイペースすぎるぞ。

と思ったら遠くで打ちあがる花火。

用意良いな。ナイス。

2020年の年越しは火口で迎えるというレアな体験ができました。

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火口を除く感じ。

顔を出すとモワっとした熱波が来て、かなり熱い。


エルタ・アレ火山

ずっと見ていたいんだけど、喉も鼻も目もガスでやられるので1時間くらいで撤収。

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2日目は火口から20分くらいの地点で野宿。

ラクダが運んでくれたマットレスを岩場に敷いて、4人1組で寝る。

なんとなく岩で囲ってパーソナルスペースを作ってくれている。

1日目より風が弱かったので、砂に悩まされることもなかったし、この環境に慣れたのかそれなりに寝れた。

では、では。