【食】摘草料理かたつむり
今日のお店は色んな意味で濃いいです。
岐阜県には食べログ全国1位に輝いたこともある、柳家というジビエ料理のお店があるんです。
冬は鹿、イノシシ、野鳥、夏は天然うなぎに鮎って感じで季節によって料理内容もガラっと変わるお店。
そんな柳家よりもっとディープでマニアックなお店がこちらのかたつむり。
1日1組だけの貸切り。
外観は普通の一軒家。
アライグマとハクビシンって食べれるの???
タヌキやらアナグマの頭蓋骨やら野鳥やら。
熊の手、ハクビシンの尻尾。
突出しと出てきたのが、サル、アナグマ、シカ、カモ、イノシシの燻製にドジョウやらフナやらサワガニやら。
米を発酵させた飯(いい)というものも。
1発目から強烈。
味は普通に美味しい。酒のツマミにぴったり。
イノシシのスペアリブ。
めちゃ美味い。脂の部分も食べてみたけど、豚と比べると全然あっさり。全部は食べれないけど。
大将がさっきの燻製を持ってきてくれました。
モロコ、銀杏、干し柿、山菜の天ぷら。
銀杏デカイ。干し柿の天ぷらも甘くて美味い。
鹿?の膵臓だったかな。これ超絶美味。
君の膵臓を食べたいって映画あったけど、ホントに膵臓って食べれるのね。
猪の金○と脳みそどっちが食べたいか聞いてきたので、両方食べたいと言うと仕方ねぇーなと奥に引っ込む。
ワインで始まったけど、段々テンション上がってきたのでオオスズメバチの焼酎漬けへ。
もちろんスズメバチも食べる。味はないけど殻が硬い。
右が猪の脳みそ。
どんな感じでくるのかドキドキしてたけど、天ぷらだったので安心。
白子とレバーの中間みたいで美味。
続いては鴨。
普段食べる鴨とは色が全然違う。濃いい。
天然の平茸と一緒に鉄板焼き。
くっそ美味い。味は濃いんだけど牛みたいなクドさはない。
猪の金〇。男にとって大事な部分。
牛タンみたいな感じかなーっと思ったら全然違う。
ほぼレアなんだけど、トゥルントゥルンでレバ刺しっぽい食感。
続いて鍋がセットされ
ツキノワグマのしゃぶしゃぶ。
一見脂多そうだけど全然脂っぽさはなくて、とても淡白。例えると牛のほほ肉っぽい感じ。
〆はヤマドリダケの雑炊。
チーズもバターも入ってないのに、似たような香りと味わいでリゾットに近い。
よくよく話し聞くとポルチーニ茸の親戚らしい。
濃厚な時間の最後は爽やかなフルーツで。
料理が美味しいのは当然なんだけど、大将やバイトの女の子の話が面白くてレストランというより、テーマパークに来た感じ。
熊とか猿は珍味で話のネタにはなるし面白いんだけど、めちゃくちゃ美味しいってことはない。でも鴨とか猪とかは抜群に美味い。大将も好きなのは鴨と猪って言ってたし。
もともとはキノコが専門で、東京の超有名店にも卸してるし、ダンチュウの取材も来てるらしい。
プラス3~5万で熊の手も出してくれるらしいよ。
濃密で楽しい時間が過ごせました。
チームはてブロ関西のお公家様、良かったらご案内しますよ!
では、では。