【食】グランドダイア
ガストロミーというか、イノベーション料理というか、そういう感じのお店へ。
1番上がカボチャのスープ。
真ん中がキャビアとカブのムース。
1番下がハマグリ。注射器に入ってるのはハマグリのエキス。ハマグリにかけて食べる感じ。
雲丹と甘えびとホタテが入った器に、液体窒素を投入して仕上げる。
ちょっと塩辛い。
グラスに入った魚介類たちを
ひっくり返して
野菜のソースの登場。
スタッフの人がいろいろと話しながら、あっという間に完成。
出来上がるとこんな感じ。
ハワイのクラッキンキッチンみたい。
最終的には混ぜて食べるけどね。
味はよく分かんないソースのマリネ。
続いてオマール海老とあわびと白子(?)かな。
メインの前に好きなナイフを選んでくれと。
博多和牛のフィレ、ロッシーニ仕立て。
まあまあ。
メロンのシャーベット。
フランボワーズのアイス。
これは美味しかった。
プティフール。
マカロン、カヌレ、あとは忘れた。
全体的に演出は面白いけど、味はまあ、うーんって感じ。
1回はありだと思う。
では、では。
【食】La Cime(ラシーム)
今回は大阪まで遠征。珍しくランチです。
まずは名刺がわりのスペシャリテ。
ブーダンドッグ。
豚の血や脂で作ったソーセージを、アメリカンドッグのような竹炭の生地で包んだもの。
味は中華っぽくて、台湾の屋台を思い出した。
最初の一品は、これくらい遊んでくれた方がワクワクする。
続いて白子と銀杏。
白子のフランと銀杏をスライスしたもの。
右はパルメザンチーズの泡。下にトマトのエキスで作ったメレンゲ。
白子のフランは想像通りの味だけど、パルメザンチーズとトマトが味の想像全然つかなかった。独創性が高い。
銀聖サーモンのロースト。周りはじゃがいものニョッキ。いくら添え。
見た目もキレイで、味も美味しい。
燻製サバと九条ねぎをハーブで包んだもの。
上はシャドウクイーンで作ったチップス。
足赤エビをサラダ菜で包んで蒸したもの。
山椒のオイルとほうれん草のソース。
エビとソースの相性がとても良い。
かなり好み。
ヒゲダラのフリット。
ニンニクのムースとマッシュルームのスライス添え。
フリットの下にはパンのソース。
パンのソースがちょい濃かったかな。
奄美大島の島豚のロースト。人参のピューレ。ナスタチウム添え。
ここからはデザート。
ミキというお米を乳酸発酵させた物のクリーム。下は春菊のソース。ミキとソースの間にグレープフルーツのジュレ。
春菊のソース!?春菊だよ。どんなソースかとまずはソースだけで味わってみたら、完全に緑の味。
これがデザートですかと思ったんだけど、グレープフルーツのジュレと食べると、不思議と青臭さがなくなって抜群の美味しさ。
これはスゴイよ。
周りは洋梨のコンポート。中はアールグレイのムース。ベルガモットの花びら添えて香り付け。
締めのお菓子。
右はホワイトチョコの中にミックスジュース。
左はナッツのクッキー。
さすが大阪。ミックスジュース。
これも美味しい。
こちらはチョコシュー。
こちらも美味しい。
味、独創性、アイディア。どれを取っても良かった。
次はディナーに来たいな。
では、では。
【食】Reminiscence(レミニセンス)②
少し遡って2019年の年の瀬。
グランメゾン東京でキムタクが働いているお店の料理を監修しているお店がカンテサンス。
そこで修行していた葛原シェフのレミニセンスへ。
ちなみに加古川マラソンの2日前。
8月以来の2度目。
フレンチでミシュラン2つ星って、日本で18店舗しかないから冷静に考えるとスゴイよね。
メニューはメイン食材だけ。何が出てくるかワクワクする。
ワインはペアリングで。ただし撮り忘れ多数あり。
最初はフィリポナのブランドノワール。
甘さ控えめで軽やか。
一品目はレミニセンス定番かな。
昆布と葛粉のチップの上に、羽立の雲丹、百合根、海藻、キャビアを乗せたもの。
雲丹じゃなくて海!海藻の余韻が長い。
続いて白子のフリット。
上はマイクロパクチーと削ったトリュフをまぶして。ソースも白子から作ったもの。
白子のソースが白子の濃厚さを際立たせてて、抜群に美味しい。
岐阜県が全国に誇るパン屋。トランブルーのパン。名前はあられ。
あられの食感が面白い。
牡蠣の炭火焼きとフリット。牡蠣のスープをかけて。
50°で2時間ローストしたあと、炭火で仕上げたもの。
ここまでミルキーは牡蠣は食べたことない。牡蠣の美味しさを見事に引き出してる。
フカヒレのフリット。ジロール茸を添えて。衣は葛粉。
これは普通。
エティエンヌ・ソゼのピュリニー・モンラッシェ。
伊勢海老のソテー。ソースは海老のソースとカリフラワーのソースの2種類。
レアに仕上げてあって火入れ具合が良い。
メニューに天ノ岩戸とあった謎のやつ。
答えは名古屋コーチンと塩だけで作ったスープ。
由来は志摩にある天ノ岩戸神社の湧水で作ったから。
優しい味わいなんだけだ、鶏ガラの出汁がしっかり出ている。どれだけでも飲めそう。
アンリオ キュヴェ アンシャンテルール ブリュット ミレジム。ヴィンテージは2000年。
葡萄の出来が良かった年しか作られない特別なシャンパン。
熟成香強くて、このあとのトリュフと相性良い。
トリュフのテリーヌ。カカオパウダーとシェリービネガーのソース。
トリュフとカカオパウダーが思った以上に合う。
口直しのリンゴのソルベ。
レミニセンスのスペシャリテ。鰻の白焼き。
上にトモサンカク乗ってるから、鰻の姿は見えない(笑)。
燻製したウズラとセロリのソース。
葛原シェフは蓬莱件で焼きの修行したらしい。
トモサンカクの火入れも素晴らしいけど、鰻の焼き加減がさらに良い。
パリパリに焼き上げられた鰻を、ウズラのソースで食べると奥深い味わい。
アラン・ユドラ・ノエラ。
ブルゴーニュのピノ・ノワール。
まだちょっと若いかな。
続いてのパンは揚げパン。
めっちゃ美味しい。
甘鯛の鱗焼き。自然薯のガレットを添えて。
焼きナスとベーコンのソース。
鱗のパリパリが最高。ナスのソースも美味しい。
ジュヴレ・シャンベルタン。
プレミエ・クリュ レ・グロ。
ヴィエイユ・ヴィーニュらしいミネラル感が強くテロワールがハッキリしている。
結構タイプ。
茨城県産の小鳩のロースト。
八丁味噌のソース。
しっとり柔らか。パサつき感が全くなくてスゴイ。素晴らしい技術。
3種類目のパン。
名前は杏。
半生の杏が美味しい。
蜜柑のシャーベットの中に、ゼリー、アイス、フラッシュミカン、ナッツなど。
さっぱりしていて美味しい。
メレンゲの球体の中に苺のムース。
ルイボスティーのジュレ、アーモンドのゼリー。奥は苺の生ソース。
季節によって使うフルーツは変わるけど(前回は桃)、このデザートもシェフのスペシャリテかな。
締めのお菓子は、ブッシュドノエル、小枝風チョコ、雪見だいふく風の雪見だいふく、苺のサンタ。
遊び心があってセンスもある。
安定の美味しさ。さすが調理技術も高いし、素材の旨味を引き立てるのが上手いなと思った。
基本的にクリスマスにイタリアンとかフレンチって、敢えて高級食材使ってヌキに来たり、ほっといても一杯になるから無理にお客さん入れて、味やサービスが落ちるから好きじゃないんだけど、レミニセンスにそんな心配は不要だった。
クリスマス特別メニューだったけど、席も敢えていっぱいにせず、ゆとりの営業で味もサービスも全く問題なかった。
味も大好きなんだけど、その営業姿勢でさらに好きになった。
【食】LA VAGABONDE(ラ・ヴァガボンド)
2020年最初のフレンチ。
予約が全くとれない人気店ラ・ヴァガボンド。
ついに参戦。
この日のメニューはこんな感じ。
いきなり化石の上という謎メニュー。
これが化石の上。
答えは珪化木の化石に乗った雲丹。
米粉のチップにスーマントランのチーズと羅臼産の雲丹を乗せたもの。
雲丹とチーズという間違いない組み合わせ。
雲丹の質も良き。
ワインはペアリングで。
まずはラエルト・フレールのブラン・ド・ブラン。
ドライで軽めの仕上がり。切れ味がある。
*
化石の上シリーズはまだ続く。
ジビエのソーセージ、パプリカのパウダー。
これは完全にワインのアテ。
イタリア産菜の花を猪で包んだもの。
菜の花好きなんだよね。
アオリイカのベニエ。イカスミとアンチョビのソース。
イカ団子って感じ。
三河産穴子を日本酒とコンソメで炊いて表面を炙ったもの。
ふわっふわに仕上げた穴子めちゃウマし。
あと5個は食べれる。
マリネしたカワハギの肝和え。
和のテイスト強いんだけど、和食とも言えない味付け。面白い。
ここで一気に5品登場。
最初に使った化石のお皿を取り皿にして食べる。
合わせるワインは、ボルドーのコス・ラボリ。
このタイミングで赤を持ってきたけど、飲んでみて納得。料理に合うわ。
ってかこのワイン美味しい。
*
フォアグラのテリーヌ、ラフランス、ゆずのピューレをクッキーで巻いたもの。横はピーカンナッツのクロカン。
持ち上げるとアマニが付いてくるんだけど、その食感も加わって独特のテリーヌになる。
今まで食べたフォアグラのテリーヌで1番美味しかった。
ワインはアルザスのマルク・テンペ。
ライチの香り強っ!
口の中がフルーティーなアロマに包まれる。
これも美味しい。
というかここのペアリングかなり良い。
✳︎
メニューでいうとようやく2つ目の原木舞茸。
見た目はお肉。
中は山形県産原木舞茸の炭火焼き、クスクス、なめこを粗めに刻んだもの、ペッパークレソン、ビーツのシフォン、スナップえんどうのピューレ、シャルドネのビネガーソース。
バラすとこんな感じ。
混ぜて食べて下さいとのことなので、混ぜ混ぜしていただく。
これだけたくさんの食材使ってるのに、不思議と調和が取れていて美味しい。
生ハムが見事なバランサーの役割を果たしてる気がする。
ワインはロワールのユエ。
甘みと酸味のバランスが良い。
*
メニューでいうコンソメ。
メインは白子。
上には海苔に見せかけた、刻みトリュフ。
トリュフの香り強すぎて、海苔じゃないってすぐ分かるけど。
あとがけのコンソメスープは、パルマ産の生ハムで出汁を取ったもの。
塩気が強いかなと思ったけど、スダチをかけるだけでカドが取れて全く別の味に変わる。
食材ひとつでここまで味が変わるのかとビビる。
ペアリングで出て来たお酒は日本酒。なんだったっけな?忘れちゃった。
*
続いて毛蟹を使った料理。
こちらもバラす&混ぜ混ぜしていただく。
甲羅と脚の身、蟹味噌と蟹づくしで贅沢。
甲羅は出汁のジュレで味付け。
上のいくらみたいなものは、オリーブオイルをキャビア状にしたもの。
周りはマリーゴールドとナスタチウム。
他にレモン、クルトン、ケーパーベリー、ニンジンのピューレ、カラスミ、ハーブ、わさび菜、カラシ菜、黒米の赤酢和え、薄いエンドウ豆とクレソン、最後にニンジンのパウダー。
ふう。覚えるのも一苦労。かなりの強敵。
ワインはロワール。アンリ・ブルジョワ。
*
ようやくメインの九絵。
これでクエって読むんだね。知らなかったよ。
長崎県産のクエ。白いのはコンテチーズの泡、周りの葉っぱがレッドソレル。
ちょっと身がパサついてたかな?もう少ししっとりしてた方が好み。
緑色の丸いソースが、ちぢみほうれん草とオイスターソースを混ぜて絞ったもの。
添えの葉物がイタリア野菜のカーボロネロを素揚げしたもの。
下は菊芋のピューレ、銀杏のパウダー、ベルモットソース、九条ネギの風味がついてた。
ワインは、サントネのダヴィッド・モロー。
あんまり印象に残ってないや。
*
フランス産ビュルゴー家のシャラン鴨。周りはハコベと黒ブドウ。
この日は鴨の気分だったのでラッキー。
肉の下は唐辛子味噌を塗ったイタリアの郷土野菜タルティーボと、赤キャベツを赤ワインビネガーで焼いたもの。
ソースは鴨の出汁を詰めたもの。
しっとりとした火入れ加減は良い。ソースもあとがけで温かいので、鴨と一緒に食べるとちょうど良い温度。
ワインはブルゴーニュのデ・クロワ。
良いワインだとは思うけど、ちょっとまだ早いかな???
*
ここからデザート。
デザート一つ目は、熊本県産の晩白柚を使ったもの。
晩白柚の果肉をほぐしたもの、皮で作ったジャム、甘口ワインで作ったジュレ、リースリングの白ワインで作ったムース。
酸味があってサッパリ。なんだけどワインで作ったジュレとムースのアクセントが、複雑さを加えていて良い。
デザートワインはモーゼルのリースリング。
なぜ?と思ったけど、このワインで作ったムースらしい。
ミネラル感強い。結構冷やして出してくれたけど正解だと思う。
*
メニューでいうGuimauve。
丸っとイチゴが出てきました。
素材で言わせるちょっと抜いた料理かと思ったけど、なにがなにが。
大きさ伝わりづらいけどかなりの大玉。そしてめちゃくちゃ甘い。
ローズマリーの香りをつけたギモーブとイチゴの組み合わせが抜群。
ホントに美味しい。
最後はマデラワイン。
綺麗な琥珀色。
マデラワインは全然飲んだことないから良く分かんない。
*
長珍酒造のしんぶんしという日本酒で作ったアイス。
舌触りが良くとても滑らか。これも完成度高い。
アイス好きとしては、あと10個は食べれる。
*
最後の小菓子。
バラのジャムをメレンゲで挟んだもの。
これも好み。あと10個は食べれる。
金柑のマカロン。
カヌレ。
以上。
前菜は色んな食材や味付けを組み合わせて、見た目でも味でも楽しませてくれる。
その組み合わせが絶妙で、次はどんな料理が出てくるかワクワクさせてくれます。
メインは素材の良さを引き立てるためシンプルなんだけど、オリジナリティもあってセンス良い。
サービスもしっかりしてるんだけど堅苦しくなくて、気軽に料理の質問もできて雰囲気がとても良い。
美味しい物を食べて、ワクワクさせてくれるレストランに来た時の多幸感は半端ない。
ここのお店はなかなか予約できないので、ちゃっかり次回予約もしてきました。
ごちそうさまでした。
では、では。
【旅】エチオピア Day6.7-ラリベラ編-
エチオピア6日目は飛行機に乗ってラリベラへ。
エチオピアは法律で夜行バスが禁止されているので、長距離の移動は飛行機か日中のバスに限定される。
まるっと一日かけてバスでは、効率が悪いのでどうしても飛行機に頼りがち。
ということで、三度目のプロペラ機。
1時間半くらいでラリベラへ到着。
ラリベラも標高は2000mオーバー。
気温は25度を下回るくらいで、ちょうど過ごしやすい気温。
天気良すぎて&周りに何もないので絵になる。
空港にはバゲージレーンがないので、どうするのかと思ったら
カゴから自分で取るスタイル。
なかなかのカオス。下の方にあると全然取り出せないし。
その後ホテルへ。
空港からは30分くらい。舗装されてない道路も多いので、結構時間かかる。
ただ絶賛道路工事中だったので、あと2.3年もすれば舗装路が繋がりそう。
なかなか良さげなホテル。
まずは近所のジュース屋さんへ。
アボカド&マンゴージュース。
これめっちゃ美味い。
マジでおすすめ。
ハニーロードと呼ばれる、街のメインストリート。
早速岩窟教会へ向かいます。
12-13世紀頃に手作業で掘って作られたという岩窟教会群。
上の屋根は保護用に最近作られたものらしい。
これ、岩を掘って作ってあるとは思えない完成度。
何度も言いますが、堀ったとこに建てたわけじゃなくて岩を掘って作ってある。どうやって作ったのか、なぜこの方法だったかも謎らしい。
教会の内部はこんな感じ。
エチオピア正教会の聖地と言われるだけあって、たくさんの人が巡礼に訪れています。
上り下りも結構あるので、結構体力使う。
教会内部は思ったより狭くて、埃っぽいので結構辛い。
続いて、ラリベラでも一番有名な聖ギオルギス教会。
一枚岩を十字に掘り抜いた教会。
奥の人だかりは、ずっと歌って踊ってセレモニーみたいなものをやってました。
再びメインストリートへ。
エチオピアクロスとか、ラリベラクロスとか。
記念に買ってみた。1個500円くらい。
もう一度アボカド&マンゴージュース飲もうと思ったら、マンゴーないってことなので、アボカド&パパイヤジュース。
上にかかてるイチゴのソースは、甘いだけなのでいらなかった。
絶景が見えるレストランへ。
なぞの外観。バラックばかりの街の建物と比べるとしっかりしているけど、ちょっと近づきがたい。
でも景色は最高。
とりあえずのビール。
そしてハンバーガー。
バサバサの肉と、モサモサのパンだけど、前日のインジェラに比べたら全然マシ。
エネルギーチャージが終わったので、残りの教会見学。
こんな穴を通って移動するので、自分がどこにいるのかも分からないし、目的の教会へもどうやって行けば良いか分からないので、だんだんめんどくさくなる。
途中で教会はめんどくさくなったので、サクッとみてお終い。
エチオピアコーヒーで休憩。
お土産買うために、グーグルマップでスーパーマーケットの印があるとこ来たらこれだった。
ダナキルの疲れも溜まっていたので、早めにホテルへ帰ってビール飲む。
インジェラがマカロニしか選択肢がなかったので、迷わずペンネ。
ソースがトマトじゃななくて良かった。
エチオピア来て初の朝ラン。
早朝から巡礼者がたくさんいました。
最後にアボカド&マンゴージュース飲みたかったけど、またもやマンゴー売り切れだったので、アボカド&パパイヤに。
そしてラストエチオピアコーヒー。
機械壊れていて、荷物の重さ測れないという。
空港近くのバーガーショップ寄ったらとんでもない大きさだったし笑
エチオピア魅力的で、程よい不自由感が楽しくて面白い国でした。
結構おすすめ。
では、では。
【旅】エチオピア Day5-塩湖と温泉編-
2020年の朝は、エルタ・アレ火山で、岩の上にマットレスと毛布だけで。
ラクダがかわいくて、かわいくて。
真ん中の子は何にも背負ってないので、たぶん紛れてきた野良ラクダ。
早朝、再び火口に向かうって話しもあったけど、たぶん前日綺麗に見えたのでそのまま下山することに。
ベースキャンプに戻ると朝食。
パンケーキとスクランブルエッグとスイカ。
このツアーも今日で終わりかと思うと淋しい気持ちになる。
エルタ・アレ火山から2時間くらいかな?車を走らせ初日のアサレ塩湖とは違う塩湖へ。
塩分濃度高いので死海のように浮くらしい。
ツアー最終日だし、湖の隣には温泉もあるのでここでは入った。
傷口が染みて痛い、痛い。
でもホントに浮いた。
これが温泉。ホットスプリングだって言ってたから温泉だと思うけど、本当のとこどうなんだろ。
3日間ドライバーをしてくれたタデッサ。
ボブマーリーとエチオピアンミュージックが大好きで陽気な兄ちゃんだけど、仕事はキッチリやってくれる良い人。
3日間の汗と疲れを温泉で流して最後のランチ。
安定のトマト味のパスタ。
コーヒーセレモニーやってたので、コーヒーもいただく。
帰りはトラブルもなく、無事3日間のツアーが終了。
世界一過酷とか言われてるからどんなもんかと構えていたけど、むしろ快適で格安で最高のツアーだった。
3日間で300$、1日100$で絶景が3つも見れて、食事付き、ドライバー専属なら安いでしょ。
クソブロガー、アクセス数稼ぐために誇張したタイトル付けてるんじゃねえってのが、参加者みんなの総意でした。
この日のうちにメケレの街とはオサラバ。
再び首都アディスアベバへ向かいます。
またプロペラ機。
レーンが1つしかないので、5便の荷物が同じレーンで出てくるし、なかなか出てこないしで、なかなかカオスな状態。
その後空港近くのホテルへ。
チェックインの時、
ダナキルツアー行ってめちゃ疲れてるから、いい部屋にしてくれても良いよって言ってみたら、グレードアップしてくれた(笑)。
リビングとキッチン付きで無駄に広い。
その後は近くのエチオピア料理のお店へ。
如何にも観光客向けって感じのお店で、エチオピアミュージックやダンスのショーずっとやってた。
エチオピアのローカル酒。ハチミツで作ったテジ。
アルコール度数高いけど、なかなか美味しい。
3日間トマト味のパスタばかりで身体が肉を欲してたので、食べたかったのでローカルチキンのインジェラ頼んだはずが、出て来たのは大量のインジェラ。
中を開くと、インジェラの中にインジェラ。
骨付きチキンが1本付いてたので、オーダー間違いではなさそう。
このソースがただでさえクセ強いのに、インジェラの酸味と合わさると絶妙なマズさでまったく食べられず。
仕方ないので、フラフラと歩いてバーに入る。
チキングリルみたいなもの出来ないか聞いたら、「I got this!!!!」
って自信満々の返事だったので、ちょっと心配だったけど無事チキングリル到着。
ところで部屋番号107で、グランドフロアがあって、1階があるのに、部屋があるのは2階ってどういうこと?
107行ったら空かなくて、フロントにルームナンバーきいたらワン・ゼロ・セブンって言われて2階押されたんだけど。
こんな感じでダナキルツアーも無事終わり、旅行5日目も終了。
では、では。
【旅】エチオピア Day4-②-エルタ・アレ火山編-
昼食後は約5時間のロングドライブ。
ドライバーのタデッサは快調に飛ばす。
若干スピード狂っぽいとこがあり、エチオピアンミュージックを流しながら、同じツアーの車もガンガン抜いて行く。
ただなんとなく危険な感じもあり、同じ車のジェイブとも何かやらかしそうだよねって話してたら案の定やらかします。
パンク。
修理の間しばし休憩。ものの10分くらいで復活。
他の車もガソリンが無くなったり、車の調子悪くなって替えたりと何かしらトラブルあったらしい。
その後はエチオピアコーヒーでブレイクタイム。
これで80円くらいかな。コーヒーはとても美味しい。
アフリカと言っても緑多め。
日本にはない景色なので、ロングドライブも飽きない。
ただの直線道路も絵になる。
あの山が目的地のエルタ・アレ火山と思っていたけど、実際は山の裏にある小さな山だった。
舗装路もなくなり、オフロード区間に突入。
ただ横では中国資本のゼネコンが道路作ってたので、数年以内には舗装路が繋がってもっと行きやすくなると思う。
ベースキャンプに到着すると晩御飯。
ちなみにもうすぐご飯出来ると言われてから、1時間半待った。
もう待つことに関しては何も言うまい。
ただ、料理開始してからずっとトントンと野菜切る音してるから、オウ!まだ切ってるぜ!ジーザス!みたいな外人いっぱい居た。
メニューはトマトソースのペンネと野菜炒めとグレープフルーツみたいなの。
その後はヘッドライトを装備して火口目指し、約5kmの登山開始。
基本らくだはマットレスを運ぶのみ。お金払えば乗せてくれるらしい。
ぼんやりと赤く光っているのが目的地の火口。
近づくにつれて、猛烈な火山性ガスが漂ってくるので咳が止まらない。
持って来たBUFFをマスク替わりにすればなんとか大丈夫だけど、変なとこにガスが入ると一気に咽る。
2時間くらいで火口へ到着。
赤く光る溶岩は神秘的で幻想的。
たまにマグマが湧き出てくると、アメージングとかワオとか歓声が上がる。
こういう時、欧米人は素直に感情を表すから分かりやすい。
同じ車のジェイブも大興奮。興奮しすぎて何言ってるか分かんないくらい。
たまにマグマが吹き上がって、飛んだりしてクッパ城みたい。
イフリート召喚されても驚かないくらい異世界な雰囲気。
みんな火山に夢中で、エチオピアの年越しなんてそっちのけ。
1分前になっても誰も気にして無さそうだから、日本人の子とどうしようって言ってたら突然5秒前から始まるカウントダウン。
欧米人マイペースすぎるぞ。
と思ったら遠くで打ちあがる花火。
用意良いな。ナイス。
2020年の年越しは火口で迎えるというレアな体験ができました。
火口を除く感じ。
顔を出すとモワっとした熱波が来て、かなり熱い。
ずっと見ていたいんだけど、喉も鼻も目もガスでやられるので1時間くらいで撤収。
2日目は火口から20分くらいの地点で野宿。
ラクダが運んでくれたマットレスを岩場に敷いて、4人1組で寝る。
なんとなく岩で囲ってパーソナルスペースを作ってくれている。
1日目より風が弱かったので、砂に悩まされることもなかったし、この環境に慣れたのかそれなりに寝れた。
では、では。