【旅】エチオピア Day4-①-ダロール火山編-
ネットが不安定すぎて、旅行中はほとんどブログかけなかったので、これからちょこちょこアップしていきます。
ダナキルツアー2日目は朝4時に叩き起こされる。
起きろ!遅れるぞ!
早くメシ食え!
ハリー、ハリー、ハリー。
これが戦争中ならお前ら死んでるぞ!!
そんなことは言われない。
ドライバーのタデッサが優しく起こしてくれます。
青空ベットは思ったより熟睡できました。
満天の星空が最高だった。
ただ朝方は結構冷えるので、ダウンジャケットと毛布に包まって風と砂に耐える感じ。
朝食は、フレンチトースト、食パン、卵とトマトを炒めたもの、スイカ。そしてインスタントのコーヒー。
味はまあ普通。
正直味は期待してないし、全然これでオッケー。
日の出を見ながら、目的地のダロール火山へ。
プチ登山開始。
ダロール火山はエルトリアの国境付近にあるため、警護のソルジャーが付いてくれます。
発射できるか怪しいボロボロのAK47を携帯しているけど、どう見ても強そうじゃないし、襲われたら守ってくれる感じはない。
頂上に近づくと、温泉地特有の硫黄臭が漂ってくる。
そして地球とは思えない異質な空間が広がってます。
よく見るとグツグツ湧いてる。
地中の鉱物を含んだ塩水がマグマによって熱せられ、地中に噴出することで出来たダロール火山。
緑の水がなんとも言えない気持ち悪さ。
好奇心が抑えきれないので、とりあえず触ってみるとやや粘度がある気がする。
更に好奇心が抑えれないので、軽く舐めてみる。
強烈な鉄の味。
さすがに飲み込む勇気はないので吐き出して水で口をゆすぐ。
その後お腹を壊すこともなかったので、大丈夫だったと思う。
イエローケーキみたい。
どれだけ居ても飽きない不思議なスポット。
1時間半くらい滞在して下山。
塩湖が広がります。
続いて奇石スポット。
牛?ラクダ?の頭骨。
続いて塩湖で採掘してる現場を見学。
見せ物みたいで、あんまこういうのは好きじゃない。
ここで採掘した塩は、1週間かけてメケレの街へ運ぶ。
ちなみに海抜はガーミンもびっくりのマイナス140m。
道中小さな村に寄り道して昼食。
前日と同じカレーっぽいやつ。
味付けも同じトマトベース。
キャラバン隊にコックが1人同行してくれるんだけど、このコック味付けのバリエーションが全然ないことに気づく。
ビールなかったので、村をウロウロ探すと良く冷えたビール発見。
暑い時のビールは美味しい。
【旅】エチオピア Day3 -ダナキル砂漠ツアー。アサレ塩湖編-
エチオピアの首都アディスアベバで弾丸観光をして、メケレへ移動した2日目も終わり、いよいよメインのダナキル砂漠ツアーへ。
ちなみにメケレで泊まった宿はこんな感じ。
イギリス人のクリスと、エチオピア人の奥さんでやってるらしい。
9時にダナキルツアーの人が迎えに来てくれることになってたんだけど、安定の遅刻。
やっぱ時間の概念が違うので、そこはスルーする。
ダナキルツアーのパーティーは大体40人くらいかな。
ランクルに乗り込んで2泊3日のツアーがスタート。
6時間くらいのドライブらしい。
自分が乗った車は、1人参加のカナダ人と、20代の日本人男性の2人組。
この2人が英語ペラペラだから助かったぜ。
まずはメケレ市街が一望できるポイントで休憩。
1時間ほど走ったらコーヒー屋さんで休憩。
車から降りるとすかさず子供たちが寄ってくる。
ペンくれ、金くれ、靴磨かせろ。
エチオピアコーヒーは普通に美味しかった。
ここでまったり40分くらい過ごした後は、再び1時間ほど走って絶景ポイントへ。
道中これから向かうアサレ塩湖で採掘?した塩を運ぶ、ラバ?やラクダのキャラバンに遭遇する。
ラクダの顔ってかわいいよね。
絶景ポイントから少し走るとランチタイム。
左にいる超絶イケメンが同じ車のカナダ人ジェイブ。今はバリに住んでるらしい。
食事はトマトカレー。(みたいなもの)
米は少し硬いけど、味は普通に美味しい。
コカコーラ。
ちびっこたち。
写真撮ると金くれって言ってくるけど、一回断るとすぐ諦めるので、全然ウザくない。
ここでも1時間くらい休憩。
それにしても一箇所ごとの休憩時間長いな。
少し走ると、またも撮影ポイント。
ありがちなポーズで撮ってみる。
舗装路抜けると塩湖に到着。
辺り一面全部塩。
小さい塩湖。ペネロペ風美女が泳いでた。
千本さんが話しかけろ言うから話しかけたら、お父さんと旅行中で、見た目と違って優しい子だった。
ピンクソルトの岩。
地面は全部塩。
お気に入りの一枚。
この透明度。
めちゃくちゃ尖ってて、裸足だととても痛い。
被写体は自分ではない。
この写真も足裏痛い歩きだから、このポーズになる。
ランクルのキャラバン隊。
エチオピアワインで乾杯。
ピノっぽい果実感。
まあまあ美味しい。
エチオピアンミュージックに合わせて、みんなで踊る。
一通り踊ったあとは、20分くらい走って本日の寝床へ。
風呂なし、トイレなし、屋根壁なし、電気なし。
見えるのは満天の星空だけ。
一応、マットレスとシーツと毛布はくれる。
配給開始。
野菜のスープ。
パスタと野菜炒め。
トマトソース風のパスタと野菜炒め。
人参硬い。
どれも普通に食べられる。
iPhoneじゃ限界だけど星空凄かった。
砂と風に耐えながらやることもないので、21時には就寝。
こんな感じでダナキルツアー1日目終了。
では、では。
【旅】エチオピア Day2-②-ダナキルツアー申し込みとアディスアベバ弾丸観光編-
無事エチオピアの首都アディスアベバへ到着。
空港の名前はボレ国際空港。
入国審査はe-visaで事前に所得しといたので、すんなり行けた。
visa持ってない人は長蛇の列。
荷物も無事出てきて、ここまでは順調。
しかし問題は、翌日からのダナキル砂漠ツアーをお願いした、Ethio Travel & Tour 通称ETTの人が迎えに来てくれているのかどうか。
緩そうなアフリカの雰囲気を考えると半信半疑。
ちなみにダナキル砂漠ツアーはこのETTか、通称ドイツ人のとこと言われているツアー会社に頼むのが一般的らしい。
値段は300-500ドルくらいで、時季によって幅がある。
自分の場合は2泊3日で頼みたいとメールしたら、あっさりアンダーの300ドル提示してきたので即決しました。
そのかわりドルで払うのが条件だけど。
話は空港に戻るけど、ゲートを出ると案の定迎えはいない。
とりあえずウロウロ探していると、なんとか発見。
迎えの車は空港の外にいるからとそこへ行くと、自分の名前が書かれたボート持ってる人はいた。
でもまだ車ないから10分待ってくれと。
そんな急いでもいなかったのでいいんだけど、10分どころか1時間待たされた。
この時点で8時半。
ボレ空港のターミナル2の外。タクシードライバーなのか、人がいっぱいいてちょっとしたカオス。
まずはETTのオフィスへ行ってダナキルツアーのお金を払って、翌日のツアーと今日半日の貸切タクシーを確定させる。
首都だけあって道路はまあまあ整備されている。
思ったよりも街並みも綺麗。
ドライバーの言われるがままのとこで降りて付いていくと、ちゃんとETTのオフィスに着いた笑
なんかショッピングモールの中にあるから、大丈夫かと思ったけど良かった。
砂漠ツアーの支払いと、翌日迎えの打ち合わせ等をして手続きは終了。
ドライバーとオフィスを出て、国立博物館へ向かう。
と思ったらこんな感じ。
専属タクシー頼んでて、いざ出発しようと思ったら朝ごはん食べたいから15分待ってくれとw
— ネムネム (@nemunemu_diet) 2019年12月29日
コーヒー屋で待たされてるナウ
10時になってドライバー戻ってきた。ようやく国立博物館へ。
16時の飛行機でメケレへ移動しないといけないから、時間に余裕がなくなってきた。
さらに運転手以外に、もう1人車に乗り込んでくる。
ガイドは要らないって断ったけどガイドなのか?
余分に金払わう気はないから、まあ良いや。
いろいろ言うのめんどくさい。
エチオピア国立博物館。
乗り込んだ来た人は、案の定ガイド。
英語も上手いしまあいいや。
ここの目玉はルーシー。
最初の頃に発見されたアウストラロピテクスの標本(レプリカ)が展示してある。
ハロー、ルーシー。
これはルーシーの妹らしい。名前も教えてくれたけど忘れた。
他にもゾウとかカバとかの標本あったりして、結構面白い。
他にも王様の服や装飾品が飾ってあったり、エチオピアのアーティストの絵があったり。
これ昔の枕らしい。高くない!?こんなん寝れない。
今年のノーベル平和賞を受賞したエチオピアの首相。メダル飾ってあった。
ガイドが英語で一生懸命説明してくれる。
気も利くしっかりした人だった。
名前はルュー。
続いて三位一体教会。
1914年に建てられ比較的新しい教会だけど、エチオピアでは最も崇拝されている教会らしい。
教会には珍しく中の写真もオッケー。
ステンドグラスが美しい。
白いローブを纏った参拝に来た人がたくさんいた。
お腹も空いたのでルューおすすめのレストランで昼食。
メニュー見ても全然分かんないからルューに任せる。
エチオピアのビール。
ハベシャ。シャバシャバで好きな味。
そしてエチオピアの国民食インジェラ登場。
イネの仲間のテフという穀物発酵させて鉄板で焼いたもの。
見た目はクレープっぽい。
具は卵と肉と辛いソース。
食べ方分からないのでルューに教えてもらう。
生地をちぎって、卵の上に乗せて4本の指で具を包んで食べるらしい。
何度もやってくれるけど、上手く掴めない。
店員さんとリュー。
追いリューが頼んだインジェラ。
見た目使い古した雑巾みたい。
味は別に不味くない。特別美味しいわけでもないけど、出てきたら普通に食べられる。
多少酸味はあるけど、ドイツパンと同じ感じ。
ただ量は多い。ハーフサイズで十分。
食後はトモカコーヒーで休憩。
マキアート。
ダナキル砂漠がある都市、メケレへのフライトが待っているので空港へ。
国際線が乗り入れるターミナル2と違い、ターミナル1はかなり古い。
あのプロペラ機で行くらしい。
乾いた土地ばかりでようやくアフリカっぽくなってきた。
メケレの空港はさらに小さい。
ゲストハウス近くのメインストリート。
暗くなったら絶対にここしか歩くな。
20時までには帰ってこいと念を押される。
レストラン探してフラフラしてたんだけど、パッとするお店なかったので諦めて帰る。
久しぶりにシャワー浴びると、お湯が全然出ない。
チョロチョロ。
まじでチョロチョロ。
まあ出るだけマシだと思って、気にしないことにする。
ネットも繋がらないので10時には就寝。
翌日はいよいよ、砂漠ツアー。
一度合流しちゃえば楽だけど、ちゃんとホテルに迎えにきてくれるのか!?
では、では。
【旅】エチオピア Day2-① -エチオピア航空の機内編-
搭乗ゲート近くにスタバあったので、寝る前のデザートとウェルカムシャンパン。
画面がでかい。
アメニティ。
温かいおしぼりくれたから、顔とか首とか拭いちゃう。
シャンパンの次は赤ワイン。
南アフリカのもらったけど、これ当たりだった。
前菜2種。
メインはチキン。
スピナチのソースがめちゃくちゃ美味しい。
デザートはマンゴームースとフルーツ。
食後のエチオピアコーヒーとお菓子。
これ夜中の1時くらいだから、正直言うと無くても全然いい。
勿体ないから食べるけど。
続いて、到着2時間前くらいに朝ごはん。
シリアル、ヨーグルト、パン。
メインはパンケーキをチョイス。
これも美味しかった。
席後ろの中国人のイビキがうるさすぎ。
12時間のフライトの内6時間くらいは寝て、あとはサイコパスのシーズン2を一気見したのであっという間に到着。
脚伸ばしてフラットで寝れるのは贅沢だ。
アディスアベバは標高2300mの高地にあるので、比較的涼しい。
富士山でいうと五合目と同じくらいだと思う。
長くなったのでここで一区切り。
次は市内観光編。
優雅に見えるけど到着してからは結構苦労してるので、最初くらいは楽させて下さい。
では、では。
【旅】エチオピア Day1 -上海で中華を食べてアフリカに備える-
現在、エチオピアの首都アディスアベバ行き飛行機の搭乗待ち。
普段の生活ではまったく馴染みのないエチオピア。
認識としてはマラソン選手の出身国とコーヒーくらいかな。
上海や北京から直行便が毎日出ているので、意外とすんなり行けます。
一帯一路政策の一環で、道路作ったり工業団地作ったり、中国資本がかなり入ってるらしい。
フライトも12時間程度と許容範囲。
深夜出発で朝7時くらいに到着するのも良い。
飛行機が遅れたので時間あんまりなかったけど、サクッと市街地へ行くことに。
上海はさすがにもう慣れた。寝ててもいける。
最高速度431kmのリニア。
そういう触れ込みだけど、301kmより速くなってなかったけどね。
南京西路まで足を伸ばして焼き小籠包。
空港で食べるよりはまあ美味しい。
よく分からずセットにしたらなぜか油揚げの入ったフォー。
マンゴーかき氷みたいなやつ食べたかったけど、行列できてたから断念。
思ったより時間がヤバそうなので、サクッと空港へ戻る。
中国⇄アフリカ間はビジネスにしたので、プライオリティパスでは入れない、スターアライアンスのラウンジへ。
二階建て仕様になってた。
時間が時間なのでラウンジもガラガラ。
上がビュッフェコーナー。
下がバーコーナー。
ここのラウンジは広いわ。
しかしシャワールームは1時間待ちと言われ断念。
マジか、、、。
シャワー浴びれないのツライ。
バドワイザーげっと。久しぶりに飲んだけど、やっぱ薄い。この薄いのが好きなんだけど、
日本のビール好きじゃないのよ。
結局30分くらいしか滞在できず。
搭乗時間が来てしまったのでいってきます!!
連休1日目はこんな感じで終了。
すでにちょっと疲れた。
では、では。
【食】SHOKUDO YArn
場所は石川県小松市。
住宅街にひっそりと佇む、レストランへ行ってきました。
名前はSHOKUDO YArn。(ショクドウ ヤーン)
あのエル・ブジで修行した米田夫妻のお店。
ミシュランと並ぶ格付け本ゴエミヨでは、明日のグランシェフ賞取ってたり、まあ説明不要の有名店。
食材だけじゃなくて、食器や小物まで石川産に拘ったお店。
どれもYarnの文字が入ったオリジナルの物ばかり。
メニューを見てもどんな料理が出てくるのか全然想像つかないんだけど、実際に出てくると妙に納得。
シェフの遊び心満載で、美味しいだけじゃなくて楽しいお店でした。
メニュー名は載せたらダメなのでザックリと。
イチジクのういろうと生ハム。42ヶ月と36ヶ月熟成のイベリコ。
目の前で点ててくれた抹茶は、お湯ではなくぶどうジュースを混ぜたもの。
何故に抹茶とぶどうジュースを混ぜようと思ったのか。
でも不思議とマッチして、抹茶とは全く別の飲み物に進化して美味しい。
混ぜたのはポールジローのスパークリングジュース。
カボチャのガナッシュと牛すじ味のエアチョコ。
作りはガナッシュとエアチョコなのに、味は完全にカボチャの煮たものと牛すじ。
袋の中にはピザ生地を薄く伸ばした焼いた、せんべいのような物。(写真撮り忘れ)
カツオ君の袋の中には鰹節が入ってました。
茶わん蒸しに見えないけど、白いのが味はホントに茶わん蒸し。
いくらプリプリで鮮度すごい。
アオリイカ。イカ墨とゲソのソース。
手取川の天然鮎。なかなかのサイズ感。
南蛮漬けにして2時間素揚げにしたもの。
この食べ方で鮎を食べた事なかったけど、今まで食べた鮎の中で一番美味しい。
同じ食材でも、調理法でここまで味が変わるのかと衝撃を受けた。
肉じゃが。
じゃがいも3種類。
肉とじゃがいもだから肉じゃが。
品種名は写真を加工した訳じゃなくて、最初からお皿に書いてあるパターン(笑)。
後載せでフォアグラのパウダーかけてくれた。
フォアグラなしの時と比べて、味が劇的に変化するので面白い。
突然始まる理科の実験。
かつおの本枯れとマグロ節(血合いなし)を目の前で出汁取り。
出来上がったのがこれ。
と思いきやプッチンプリンの容器に入った謎のジュレ。
黒アワビの上にジュレをプッチンで落として、さっき抽出した出汁をかけて完成。
追加で食用花とトリュフをかけると、また別の食べ物に変化。
出汁を取った節もオリーブオイルと醤油で。
畑で抜いた雑草の塊。
ではなく、珍しい国産のゴマをまぶした氷見うどん。
箸休めのサラダ。温かいドレッシングかけてくれたけど、めちゃくちゃ美味しい。
なんだこのドレッシング。美味しすぎて衝撃だった。
甘鯛の鱗焼。
ジェノベーゼソースに紫蘇を混ぜて、さらに追加で穂紫蘇。
ソース単発だと強すぎるのに、甘鯛と一緒に食べると抜群の調和。
すき焼きです。
エスプーマソースをかけると、見事に卵につけたすき焼きと同じ味。
プリンです。
見た目は出汁巻き卵なのに味はプリン。
柿のマスカルポーネも美味しい。
敷かれた畳も、石川産のイ草を使うという拘り。
デザート2。
何のアイスだったかなー。めちゃくちゃ濃厚で美味しかった記憶しかない(笑)。
周りはシャインマスカットを干したもの。
なぜシャインを干してしまうのかと思ったけど、食べてみたら当然の如く普通の状態より美味しい。
ここスゴイよ。
遊び心満載どころか、遊び過ぎちゃってるんだけど、決して味はブレてない。
テイストは洋風なんだけど、芯は和風。
しかも家庭的で懐かしい。
料理にも食器にも一切の妥協がない奥田夫妻のショー。
ここはテーマパークだよ。
凄かった。
ごちそうさまでした。
では、では。